財前と親友の部活中(庭球)
下記事の続き
もう親友の話はタイトルメリーさんシリーズにしてしまおうか
「えっ!あの人"一文字王子"さんじゃないの!?」
「一氏ユウジですわ、先輩ちょお惜しかったっすね」
「よし覚えた。ありがとう光、慰めてくれる優しいメンズはあんただけだ」
「先輩に優しいメンズは俺だけでええっすわ」
「こーのー!可愛いこと言っちゃってー!」
「ん…ほな俺あのダサダサスター潰してきますんで。ちゃんと見とって下さいね」
「おー頑張れ光ーダサスターに負けんなー」
「ダサダサスターちゃう!スピードスターやっちゅー話もごごご」
「謙也さん、メリー先輩に話し掛けたらメリーさんから電話来ますよ」
「!!」
「メリーさん、暑うないか」
「平気」
「お、口調戻したんか」
「長くて舌噛みそうだし。っていうか初めてテニス部の練習見たけど結構面白いね」
「そらおおきに。なあ、ちょお雑用頼んでもええか?」
「どうだろなー、光が忍足との試合見とけって言って…うわ、アイツ先輩にボールぶつけてる」
「レギュラーの分だけでええからドリンク作って欲しいねん」
「全員青汁でオケ?」
「喜ぶん謙也だけや」
「冗談。いいよ、ドリンクくらいなら。親戚の子のドリンク作り、嫌って位に手伝わされたし」
「おおきに、頼むわ」
「マネいないのも困りものだねぇ。胃潰瘍とかなってない?」
「メリーさんがやってくれたら嬉しいんやけどなぁ」
「練習試合くらいならいいよ」
「えっ」
「同情ってわけじゃないけど白石の苦労は部長になった頃から弱音聞いてた仲だから分かるし。それに"普通"の子がマネになったら一週間もしないで辞めちゃいそう」
「弱音"聞かされてた"、とは言わんのやな」
「私がアンタがうだうだ言ってるのを勝手に聞いてるだけだよ」
「ふは、ほんまええ女やな。メリーさんは」
「おーきに」
「関西弁似合わなっ」
「どやっ」
「どや顔うっといで」
「部長、ドリンク作り行って参ります」
「うむ、心して参れ」
「あはははは」
「ははははは」
「何やねんあの絶頂野郎親しげに先輩と話してよってからに先輩も先輩で何やねん俺の試合見とけ言うたやろ何や二人で敬礼して笑てうざいっすわあ百パー部長うざいっすわあなっ待て何処行く気や先輩ちょっ待て!」
「怖っ!財前怖っ!」
白石とメリーさんは同じ委員会です。
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