2012/02/09(Thu)
「特捜以外で」
過去の文章を思い切って☆スペシャル
個人的な話だったんですが「今までに特捜の夢以外で何か文章を書いてたの?」と訊かれました。
そうですねヘタクソですけど少し書いてました!
詩っぽいのとか、お話っぽいものとか。
とお答えするのに、せっかくなので(?)この場でちょっと公開しちゃおうと思います。
もしかしたら、そういう質問したかったって方が他にもいらっしゃるかと思って^^
私もよく気になるので、もしよろしかったら夢書きのみなさんそこんとこ教えて下さい(笑)
読んでみたいぞーって方は続きへ♪
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過去スぺ☆その1(詩っぽい感じ)
weekend [2001/06/23]
小さな足の指の爪を 薄い紫色に染めた
夕暮れの空のように 淡く 切ない色
たとえそれを着こなせなくても
私がどんなに不器用でも
あなたには関係ないわ もう終わったこと
* * *
小さな足の指の爪を 薄い紫色に染めた
夕暮れの空のように 淡く 切ない色
たとえそれを着こなせなくても
私がどんなに不器用でも
あなたには関係ないわ もう終わったこと
* * *
オトナになりたかった15歳(笑)
恥さらし過去スぺ☆その2(詩っぽい感じ)
ひみつ [2002/07/02]
ねえいいでしょ?
ひみつ いいでしょ?
あなたになら何でも話すつもりでいたけど…
ひみつ いいでしょ?
もったいぶって あなたを焦らして
私に夢中にさせたいの
だから
空っぽの箱を抱えて振り向いて
「ひみつ」……・いいでしょ?
* * *
ねえいいでしょ?
ひみつ いいでしょ?
あなたになら何でも話すつもりでいたけど…
ひみつ いいでしょ?
もったいぶって あなたを焦らして
私に夢中にさせたいの
だから
空っぽの箱を抱えて振り向いて
「ひみつ」……・いいでしょ?
* * *
ツンデレに目覚めたかもしれない16歳(笑)
それでも頑張る過去スぺ☆その3
(ちょっとしたお話っぽいもの)
milk tea[2005/04/08]
「……秋ってだんだん冬になるんだよね」
ソファの上でフリースの膝掛けを手繰り寄せて、思わず呟いた。
暑かった季節もようやく通り過ぎ、日に日に涼しくなるこの頃。
今日みたいな雨の夜には肌寒ささえ感じてしまう。
「でもまだ冬じゃないし、別に包まるほど寒くもないけど?」
「私は寒いんだもん」
土曜日の夜、食事の後片付けはマメな彼に任せて、私はテレビを見ながらごろごろ。
面倒な家事をやってもらって楽ちんの幸せ。
ずっと欲しかったソファでくつろぐ幸せ。
明日もお休みの幸せ。
彼と一緒に過ごす幸せ。
あー…もう、これ以上ってないかも。
ぬくぬくしてきた気持ちに、あくびがひとつ、ふたつ…。
このまま寝ちゃったら首痛くなっちゃうかも…って、思うんだけどもう動きたくないよー…。
「こら、そんなトコで寝るな。風邪ひいても面倒見ないぞ」
気が付けば、後ろで食器を洗っていたはずの彼が横から覗き込んでいた。
まだ首は痛くなってないし、あんまり時間は経ってないみたい。
「もぉ大人だから平気ですぅ…」
言いながら、ぼーっと見つめ返す。呆れたような顔に、本当は心配ですって感じの瞳。
そんなにじっと見つめられるとわがまま言いたくなっちゃうんです…。
「ベッドまで運んでください」
「自分で行けよ子どもじゃないんだから」
「じゃあいいです…。コーヒーください」
「洗い物したばっかりなのにまた洗い物増やすのか」
「コーヒーくれなきゃここで寝るもん」
「…………」
その顔、なかなかイイよ。
そうして彼は渋々、お湯を沸かし始めた。
「ソファの上で眠そうにしててさ、声かけたら『紅茶が飲みたいの』くらいのかわいい彼女がよかったな」
「コーヒーはダメなの?」
「コーヒーにはおやじくささがあるだろう」
「何言ってるのよ。洗練された大人のイメージでしょ」
「くたびれたサラリーマンが自販機の紙コップに注がれたコーヒーに癒しを求めてるのが洗練されてるか?」
「そんなんじゃなくて、デキる女の人が午後のカフェで書類眺めながら一息ついてるイメージなの!」
なぜか口論になってしまって…
こんなことになるはずじゃなかったのに、と思うと小さくため息がこぼれた。
膝掛けに顔を埋めて小さく体を折り畳む。……ふたりの沈黙が部屋の温度を下げてる気がして。
ぴぃぃぃーっ!!
…と、お湯が沸いて、彼が黙ったままこぽこぽと何かに注いでいる音がする。
私は相変わらず俯いて、聞き耳を立てていた。
「……あのさ」
彼が呼びかけてきた。
「なあに?」
彼とは反対の、窓の方を向いて声だけの返事。
「紅茶好き?」
「あんまり」
「牛乳は?」
「好き」
「俺は?」
「……好き」
顔を上げると彼はすぐそばまで来ていて、手にはふたつの色違いのカップを持っていた。
受け取ると、中身は…正直言って苦手なミルクティー。苦手なこと知ってるはずなのに。
「今日はそれ飲んで。きっとおいしいから。大丈夫」
自信たっぷりの彼の笑顔を信じて、少しだけ口に含む。
「あ……」
ミルクティーがこんなにおいしいのはきっと、あなたがいれてくれたから。
これからも、からだも心もあたたまる、私だけのものだといいな。
純粋にそう思う。安心したら眠くなってきて……
「幸せ…」って、寝言のフリしてむにゃむにゃ呟いてみた。
* * *
まだ大人ぶりたい19歳(笑)
そしてコドモじみてる現在…退化してるとか思っても言っちゃダメ!
お粗末さまでしたm(__)m
2012/02/09 17:59|ひとりごと | コメント(0)