「失礼しまーす。検診のお時間ですよー」

「看護婦さんやっと来た!待ちくたびれたわ」

「今日もカリエドさん元気ですねぇ。こんなに元気だったらすぐ退院できますよ」

「やめてやぁ。見て見てこの足、めっちゃ包帯ぐるぐるやん。こんなん痛すぎて一歩も動けへんわぁ」

「大丈夫ですよ、もうすぐでギブスも取れますから。そしたらまたロヴィ君と畑仕事できますからね」

「えーほんま…?ロヴィとトマト採れるんは嬉しいんやけどなぁ…けど看護婦さんにこうやってかまってもらえんくなるのは悲しいわぁ」

「またそうやって…。可愛く甘えたってなんも出ませんからね!」

「え?俺かわええ?」

「いやそうじゃなくって」

「え?可愛くないの?」

「(可愛いって言われたいのか)」

「看護婦さんはめっちゃかわええけどな!」

「あはは、ありがとうございます」

「うわなんなんその愛想笑い」

「もうカリエドさんそういうこと簡単に言ったらダメですよ。はい、じゃあ終わりましたんでリハビリ行きましょうか」

「リハビリいややわぁ…リハビリの先生ゴツい男やねんもん…看護婦さんがいい…」

「はいはい、じゃあ行きますよ」

「ホンマに看護婦さん付き合うてくれへん?」

「ちゃんとプロの先生がいるんですから私よりもいいですよ」

「ちゃうくて」

「え?」

「だから付き合うてくれへん?」

「え?」



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