「本田、折り入って頼みたいことがあるんだが…」

「おや何ですか?アーサーさんがそのように頼むとは珍しいですね」

「いやな、実は少し前から子供を預かることになって…」

「…え!?」

「それで今度どうしても外せない出張になって…。本田には悪いが少しの間預かってくれないか…?」

「アーサーさんのロリコンもついに…」

「違うやめろ。」




―――――――――――




「いいか、俺がいない間いい子にしてるんだぞ」

「…うん」

「ほらそんな泣きそうな顔するんじゃねぇよ。お土産買ってきてやるから」

「アーサー、はやく、かえってきて、ね」

「あぁ、もちろんだ。…じゃあ本田頼んだぞ」

「えぇ、アーサーさんもお気をつけて下さいね。(まさかの幼女ktkr)」




―――――




タッタッタッタッ...

「あーさぁぁあああ!!」

「ただいま、いい子にしてたか?」

「うん!菊のおてつだいもいっぱいした!」

「えぇ彼女は立派な部下でしたよ」

「そのとおりですたいちょー!」

「そうか、お前が楽しそうでよかった」

「たのしかった!菊だいすき!」

「嬉しいお言葉ありがとうございます」

「どういたしましてっ」

「なんだよ、俺のことは好きじゃねーのか」

「えっ、アーサーがいちばんすきだよっ、アーサーいなくてさみし、かっ、た、」

うわああああああん

「おやおや、よっぽど会えて安心したんでしょうね」

「お、おい、ホラ泣くな!泣いたらお前の可愛い顔が台なしだろ」

「よしよし、今日は早くお風呂に入って寝てしまいなさい」

「本田、ありがとうな。こいつも友達が出来てよかったよ。また連れてきてもいいか?」

「もちろんですよ。私も小さなお友達に会うことを楽しみにしてます」

「あぁ、じゃあな」

「ば、いばい、きくっ、」


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