「ちょ、いいよジョルノ自分の部屋は自分で掃除するからいいっていいってぎゃあああ女子の部屋に容赦ないドアタックルこわい!!」
「貴女が大人しくあけないからで……………信じられない」
「え、えへっ」
「……」
「(目で射殺される)」
「僕は大掃除をしろと言ったはずだったんですが、何をしていたのですか」
「…ま、まず本を片付けようと…」
「ふぅん、では何故こたつの上にみかんの皮と本があるのでしょうね」
「わ、わぁー…不思議だぁー…」
「こたつでみかん食べながら本を読んでいただろう…」
「ひっいだだだだだ顎掴まないでいたいたいいたいー!」
「あと数時間で年も明けるというのに貴女という人は…!」
「ごめん今から超スピードで頑張ります」
「…そうですね、二時間で終わらせてください」
「えっ」
「"えっ"?」
「ひぃごめんなさいやりますやります!!」
「二時間以内に終わらなければ僕は帰ります」
「えええええ」
「一緒に年を越したければさっさと片付けることですね」
「そんな!ひどい!鬼!鬼コロネ!!」
「手を動かせよ」
「はい」
(綺麗に片付けられたじゃあないですか)
(だってジョルノと年越したいんだもんうぇぇ疲れたぁぁ)
(…ばかですね貴女は)
(そこは褒めてください…)