※現パロ




「……遅い」

「……」

「何だその呆けた面は」

「いや、家間違えたかと…何でディオが私の家の前にいるの」

「携帯電話を何のために携帯している」

「え?…うわ着歴がディオで埋め尽くされてる」

「もう日付が変わっているこんな時間まで何を考えているんだ貴様ふざけているのか?」

「ひ、久しぶりの食事会だから皆盛り上がっちゃってなかなか抜けられなかったんだよ…いつからここにいたの?」

「………19時だマヌケ」

「げっ!ご、ごめんはやく中入って!」

「ふん」

「何か急用でもあったの―――ぐぇ」

「……」

「ちょ、とりあえず離れて靴脱いで上がりませんか…」

「……」

「ディオさーん…?」

「………………男物の香水の匂いがする」

「!!!?いやいやいやそんなばかな」

「……貴様…本当にただの食事会だったんだろうな……」

「いだだだ苦しい苦しいただの食事会だよ!バイトの人しかいないし!!」

「…バイトのどいつにつけられた」

「知らないよ隣の人じゃないかな!つぶれてずっと寄りかかってきてたし」

「……」

「指お腹に食い込んでる食い込んでる痛い痛い痛い」

「地獄に落としてやる…」

「こわい!」

「チッ…さっさと風呂に入るぞ。その服は燃やせ」

「洗濯で許してください…あれ、ディオもお風呂入るの?」

「入る、汗が気持ち悪い」

「汗…?家の前で立ってたのに?」

「………貴様がどこへ行くか何一つ俺に言わなかったせいでな」

「!!え、さ、探しまわったのもしかして」

「……」

「そんなに急用だったの!」

「そういうことじゃあない!!」






ブランドー氏は心配でたまらない。


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