「……その顔にも慣れたが敢えて言おう、顔を歪めるな」
「だんだん珍しくなくなってきました露伴先生こんにちは」
結構な頻度で何故会うのでしょうかと尋ねたいけれど私がストーカー扱いされそうだからやめておこう。
「今日私は友達の家へ行きます」
「誰も聞いていないだろうが君の行く先など興味もない」
「会う度聞くじゃないですか…」
「君に友達ねぇ、どこかの犬か何かか」
「そろそろ泣いてもいいですか」
「泣くんじゃあない!」
「すぐ怒る…犬じゃなくて仗助です」
「はぁ?」
「じょ、仗助です」
「聞こえてるよ二度もアイツの名前を出すな不愉快だこのマヌケ」
「罵られた…何なんですかもー…」
「何しにいくんだ」
「遊びにですよ」
「…」
「遊びにですよ」
「二回も言うな」
「黙るから聞こえてないのかと…露伴先生はどこかへ取材ですか?」
「…ああ、ちょうどいい、君を取材してやろう」
「ちょうどいいの意味がさっぱり分からないんですが私今からじょう、違うJすけの家に」
「僕の家へ来るといい、決めたね」
「決めてな、ぎゃあ!!」
へぶんず・どあー!