「音也ージングルジングル」

「?どうしたのベル持って…あ、そういえばもうすぐクリスマスか〜」

「ツリーの飾り付け手伝って〜!」

「楽しそう!やるやるー!」

「皆可愛くていっぱい飾り買って来ちゃった」

「クリスマスの飾りって可愛いのいっぱいあるよね〜」

「ね!クリスマスまでの期間街歩くの楽しい!」

「イルミネーションとかも綺麗だよね」

「うん!駅前凄く綺麗らしいから今度見に行こうと思って」

「あ、いいな〜」

「音也も行く?」

「行きたい!あ、でもイブの夜はもっと豪華になるらしいよ」

「へぇー!すごい!」

「見たい?」

「そりゃ見たいけど…」

「けど…?」

「さすがに聖夜にそんなスポット単独で乗り込めないよ…完全アウェーだよ…」

「そ、そっか…」

「うん…」

「…えーと」

「?どうしたのいいよ別にそんな気にしてないよ?」

「っじゃっじゃあ、さ!俺と一緒に行こうよ!イブの夜!」

「…え?」

「…だ、だめ…かな?俺とじゃ嫌…?」

「う、ううん!嫌なわけないよ!…けど…いいの?」

「何で?いいに決まってるじゃん!俺君と行きたいんだ!」

「う、あ、ありがとう…じゃあ…宜しくお願いします」

「ほ、ほんとに!?やったー!すっげー嬉しい!」

「ええそんなに嬉しいの?」

「好きな子と一緒にイブの夜を過ごせるんだもん!嬉しすぎるよそんなの!」

「!!!」

「あ、言っちゃった」

「!!!!!」




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