「もうすぐクリスマスだねハヤト君」
「そうだにゃぁ」
「クリスマスもハヤト君はお仕事なんだよね…大変だね…」
「…大変っていうよりもボクは一緒にいれないのが寂しいよ…」
「私も寂しいけどしょうがないよ仕事だもの!」
「せっかくのクリスマスなのに…一人にさせちゃうね…」
「大丈夫だよトキヤがいるから」
「えっ」
「トキヤが寮に来てもいいって」
「えっ、き、きいてないにゃ!」
「だから心配しないで!寂しくないよ!」
「そ、そんなの心配するよ!やだやだトキヤと二人きりなんて!許しません!」
「大丈夫だよトキヤしっかりしてるから」
「そういう意味じゃないよ!」
「トキヤと一緒に寮からハヤト君のお仕事応援してるね」
「…っ!!!」
「………………嘘だよ」
「えっ」
「ちゃんと家で待ってるから…お仕事終わったらすぐ来てね」
「!」
「クリスマスくらい少しで良いからハヤト君と二人でいたいです」
「…っ……ごめんね……ボク仕事頑張ってすぐ終わらせて帰るから!一緒にクリスマスしよう!」
「うん!」