「見て見てトキヤ!脱いだら凄いんだよ!」
「げふぉっ…!!げほっげほっごほっ」
「イケメンが台無しなくらい吹き出しちゃったよどうしたの…お茶飲んでる時にごめんね」
「貴方が…っいきなり…変なことを口走るからです…!何を見せようとしたんですか!!」
「な、なにってこの雑誌の脱いだら凄いんです特集だけど…レンが出ててね!」
「!…そ…そうですか…まったくあの人はまた」
「すごいね…意外と筋肉あるんだね…細いのに」
「そういう人は沢山いますよ」
「トキヤは?」
「はい?」
「トキヤも実は脱いだら凄いとかそういう…」
「目を輝かせないでください…まぁ筋トレはしていますが」
「割れてる?」
「腹筋ですか?まぁ…」
「へぇ…へぇすごいね…!」
「そ、そうですか…」
「私も筋トレしようかな」
「貴方はいいんじゃないですか?」
「8つくらいに割れたら楽しいかな」
「貴方はどこにいきたいんですか本気でやめてください」
「一回触ってみたいんだけどなぁ硬い腹筋」
「そう…ですか?」
「でもいきなり腹筋触らせてとかただの変態だもんね」
「そうですね本当にその通りですからやめてください」
「だよねさすがにねぇ」
「…さすがの貴方でもそこらへんはきちんと弁えているようで安心しましたよまったく…」
「そういうことなのでトキヤの腹筋触らせてください」
「近づかないでくれますか変態」
「一瞬でトキヤの瞳から光が消えたつらい」
(その死んだ目で見るのやめてください)
(…)
(あの本当純粋な好奇心だったんで…その…別に変な意味でなく…)
(…)
(つらい)