「真斗真斗ー見て見て見てー!」

「どうしたんだ忙しな……………………な…」

「せわしなな?」

「い、や…」

「どうしたの?」

「う」

「…何で離れるの」




一歩近づくと一歩離れる。また一歩近づくと一歩離れる。おい。どういうことですか。




「真斗私のこと嫌いなんだ…」

「なっちが、違うそういうわけでは…!」

「(´・ω・`)」

「そんな顔をするな…!そ、その…手に持っている…それ…は…」

「…これ?そうそう!見せようと思って!森散歩してたらね!いたんだよ!カブト虫!」

「うっやはり…!!」

「久しぶりに野生が見れて嬉しくてつい!昔はよく網持って取りに行ってたんだよ〜」

「そ、そう、なのか」

「皆に見せてあげようと思って。見せたら自然にかえすけどね」

「…」

「…顔色が悪いけど」

「そんなことはないぞ!」

「持ってみる?」

「!!?」

「はいどうぞ」

「…………ぐっ…」

「真斗…?」

「………が…頑張れ真斗…!これしきのこと…男だろ…!」

「(この人面白い)」






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