盗撮が犯罪って知ってますか? その1 2/4



「おーいブチャラティー!帰ったぜェ〜!」

ドスドスと豪快にバールを歩くナランチャ。

さっそく近くにあったイスに座るのであった。


「も〜今日も超疲れた〜〜〜!」

いつもならばもう少し静かに!とナランチャに注意するゆきであったが、さすがに疲れているので何も言わないのだった。


「あぁ、お疲れ二人共。無事に帰ってきた所を見るとーーー、上手くいったようだな。」


当たり前の様に自然とゆきの傍に立ち、おもむろに肩を抱くブチャラティ。


「えぇ、まぁね。でもスタンド使いがいたのよ!!もー、ほんと予想外だったわ…」

「俺のエアロスミスで、ちょちょいのちょいだったけどなーーー!!!」


怪我なく仕事を終えれたのは、ナランチャのスタンド"エアロスミス"の大活躍のおかげだった。

が、しかし敵もスタンド使い。一筋縄ではいかなかった為、体力はとても消費したのであった。


「ふむ。…俺が近づいても黙っているとは、ゆきも相当疲れているみたいじゃあないか。」


「…あのねブチャラティ。分かっているなら、さっさと離れて頂戴。」


ブチャラティの手はそのままで、もう怒る気力もないのよ。っと手をしっし、と振る。


ブチャラティは少し不満そうな目でゆきを見るが、大人しくすぐに離れたのだった。


「ここの所無理をさせてばかりだったからな。ゆきもナランチャも、今日はしっかり休んでくれ。」


ブチャラティはそう告げ、3人は解散となった。

 

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