彼女はスイーツキラー 3/5
「ジョルノ、ジョルノ!さっそくスイーツ取りにいこっ!!!」
まるで飛び跳ねる勢いのゆき。
「そんな急いで行かなくても、スイーツは逃げないですよ」
付き合って随分経つが、相変わらず可愛いゆきにジョルノは笑顔になる。
「あれも欲しいし、これも欲しいし〜、あ!あとこれも!!!!」
「ゆき…それはちょっと取りすぎなんじゃあないですか???」
ゆきは次から次へと、ケーキやクッキー、クレープ、etc...をお皿に取っていく。
「え〜???そーかなー???」
それに比べて僕は、今取っているのはプリンひとつである。
「ちょっと持ちきれないから、ジョルノ持って〜〜〜!!!」
「え、ちょ…っ!」
みるみる内に僕のお皿もスイーツだらけに。
「ん〜、これくらいでいっかな…。戻ろ!ジョルノ!!!」
「は、はい…。」