用語 | ナノ 黄龍軍記
世界/用語【白虎隊/他隊/妖怪
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妖魔/妖魔力/『見える人間』
陰陽/境界/歪み/同調


妖魔 (ヨウマ)
基本的に実態を持たず、特殊な力を使えるモノ達。
昔から本土で見られたモノを妖(アヤカシ)と呼び、異国のモノを魔族と呼ぶ。
一般の人間は、妖魔を五感で感知することは不可能。
(妖魔力によって妖魔が可視化、実体化などしていれば、可視や意思疎通可能。)
出現原因は長寿や修行による神通力習得、信仰心による具現化、陰陽比率の急激な崩れ、突然変異など様々。



妖魔力 (ヨウマリョク)
妖魔が存在を保つ為の力であり、特殊な力の根源。
実体化、無からの創造、透視や予知、物体操作など、力の種類は多岐に及ぶ。
この力が高ければ高いほど、強い妖魔となる。



『見える人間』 (ミエルモノ)
妖魔力(可視化、聴化など)の駆使していない状態で、妖魔との可視・接触・聴化を可能とする人物。
一般の人間は、見える人間に対し、恐れ、軽蔑、差別といった偏見を持つ者が多い。



陰陽 (インヨウ)
中国古代思想の陰陽と似た様なもの。
世界の様々なものや感情などが陰と陽に分けられ、人、妖魔、土地などそれぞれ固有のバランスを持っている。
バランスが大幅に崩れると様々な異常が起こる。



境界(ハザマ)
この世(現世)とあの世(冥界)の狭間。何もない世界。
妖魔力が充満している為、通常の人間が入ると精神を浸食される。
妖魔力の力を駆使することで、この世と歪みを繋ぐ出入口を生み出すことができる。
障害物がなく、同調による最速移動が可能なため、黄龍の隊員の間では時に抜け道として活用される。
この出入り口は時間経過により閉じる。また、意図的に閉じることも可能。



歪み(ヒズミ)
土地の陰陽バランスが崩れにより発生する穴。
主に陰の性質を持つ妖魔の発生源となる。
理性を持たぬ妖魔が出現することが多く、既存の妖魔や人の襲撃、凶作、怪奇現象の原因といった災厄の一因となる。



同調 (リンク)
妖魔が契約の元、契約主の魂と連結し力を貸すこと。
一つの肉体に二つの魂が入ることにより精神負荷、強い妖魔力の行使する際に身体負荷がかかるため、心身双方の強化が必須。
その他、妖魔力を自在に操るには様々な訓練が必要となる。
同調時は瞳が赤瞳となり、契約主の身体に妖魔の姿が一部出る等、身体的変化が見られる。
契約した人間は老化が遅行することが近年判明。
尚、契約は妖魔が提示する条件を了承することにより結ばれる為、必ずしも契約主に利があるとは言えない。


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