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03/14 Fri 03:06:22


連休を使って西へ旅行に行ってきました。



初日は念願の水口と長浜。
水口は加藤嘉明の孫にあたる加藤明友が拝領し、その後代々治めてきた土地です。
他の加藤家と区別するために水口加藤と呼ばれる理由はそういうこと。
まぁ、一時期離れたこともありましたが、結局戻ってきたので。


一日目は水口と長浜。
水口には藤栄神社と言う嘉明を祭神としている神社で、お参りに行きました!
もう、嬉しいやら感動やら緊張やらで何も言えんでした。
お酒をお供えして、ご挨拶をしてから水口城へ。
水口城は小さいながらも、個人的には満足感のある展示がされていました。
というか、嘉明の書状が、肖像画が。
管理の方(学芸員さんではないらしい)もとても親切にしてくださって、楽しかったです。
水口歴史博物館の方には学芸員さんがいらっしゃって、水口城で見てわからなかった展示品について教えていただいたりと、色々とお世話になりました。
最後に水口を去る前にお別れのご挨拶をしてから去りました。
去り際に、本気で嘉明公の氏子になりたいと思いました。


長浜では企画展目当てで長浜城へ。
三成というか、石田家中心の展示となっていまして、私はあまり親族の正継さんや正澄さんについてあまり知らなかったのですが、展示品から人柄を知ることが出来てよかったです。
あと五奉行全員分の手紙が展示されています。
自筆祐筆かいてなかったのであれですが、複製かもしれないけど、前田玄以と長束正家が先頭名義の連署は多分、多分自筆じゃないかなぁ……と。
文字の書き方に共通点が多いので、多分。
自信はないですが、まぁ、五奉行そろって手紙展示って結構珍しい気がするので、是非。



二日目は西尾へ。
西尾にある上永良神明社へ行ってきました。
加藤嘉明出生の地として、西尾市観光案内にも一応記載されています。
タクシーの運転手さん知らんかったようですが……。
出生地の碑がどどんとあって、出生地である看板がありました。
再建したと言う社は大きく立派で、嘉明は故郷に愛着があったのかもしれません。
この神社でも副神として嘉明が祀られているので、お酒と共にご挨拶。
はっきり言って交通の便が悪い場所なので、なるべく自家用車での訪問をお勧めします……。
タクシーでも行けるけど、呼ぶの大変です、うん。


西尾からいそいそと名古屋へ。
名古屋では日頃お世話になっている方と合流して、秀吉清正記念館、浅野家安井家蜂須賀家が縁のある地をぐるぐるとまわってきました。
秀吉清正記念館ではまさかの嘉明の書状が載っている文書を発見して、もうこれは嬉しい御縁ですほんとうにありがとうございました。
展示品を見ながら、清正に関してももっと勉強しないとなぁと思いました。
好きなのにあまり調べられていない事実を突きつけられました。
記念館の外にある妙行寺にもいき、清正像を拝み、出生の地の碑をみてきました。
清正もこの寺の再建に関わったらしく、加藤ズは地元大好きかーそうかーと思ってました。
妙行寺の清正の銅像はとてもイケオジでした。


その後は山神社、浅野公園、宮後城後、宮後八幡社といった浅野家安井家蜂須賀家が縁のある地を観光してきました。
基本的に案内板があったりするだけなんですが、当時その御方々が過ごしていたであろう場所にいる、というだけでテンションがお察しです。
ご一緒頂いた方に、案内板に書いてあることの補足や、移動中にお話しをしている間で、知らなかったことも沢山教えていただき、実に有意義な時間を過ごさせていただきました。
知らないこともまだまだ沢山ですね。
最後に名古屋名物のシロノワールというお八つを食べさせていただきました。
とっても美味しくて、東京にも進出してるようなのでまた食べたいです。




19時過ぎ頃にお別れいたしまして、その後はまったりと夜行で帰宅しました。
今回の夜行バスで学んだことは、乗る一時間前に飲酒しておくと、結構寝られると言う事でした。



そんな感じで、二日使ってゆっくり回るという、私にしては珍しい旅行でした。
二日とも実に有意義な時間を過ごせて幸せです。
伊予に行くときもこんな感じでゆっくり回る時間をとっていきたいです。頑張ろう。



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