「おーい菊子、朝ですぜー」
だるそうな沖田の声が聞こえる
『はーい、今行くっ!』
わたしはバタバタと玄関へ向かった
「相変わらず遅ェ。どんだけ支度に時間かかるんでィ」
『えへ、沖田が迎えに来てくれるから、気合はいっちゃって★』
「うそつけ」
じゃあそれもおしゃれですかィ、とわたしの寝癖を指差す
・・・やっぱバレますよねー
『ごめん、寝坊した』
「ばかやろう」
―バシッ
『あだっ』
で、デコピンされた・・・っ
しかも結構いたい、精一杯力こめやがったな・・・っ
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