「早く乗れィ、アンタのせいで遅刻するのはごめんですぜ」




『のっていーの?』




「おー、できるだけ体重は軽くしてくだせェ」




『じゃあ大丈夫だ』




「ほー」




それでですかィ、とわたしの全体を見てから、鼻で笑う沖田





こ、このやろー・・・っ






内心ムっときながらも、自転車の荷台にまたがるわたし






『しゅっぱーつ!』



「昼休み、やきそばパンおごりで」



『やだ、ちょっと降ろして』


「降ろしやせん」





一気に自転車を加速させられた



それじゃあ足で止めようとしても、きっと転んで痛いことになる


それか靴が脱げる





わたしは大人しく、焼きそばパンを買うことにした







[ 2/4 ]

[*prev] [next#]


[Dream Top]




「#お仕置き」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -