なにもやることがないので、しょうがなく月子の部屋に来てあげたのに、肝心の月子がいない。


せっかく来たってのに留守?


暇なときは遠慮なくきてくださいっていったのはどこのだれだったの。





俺は、はあ、とため息を一つついて、遠慮なく月子の部屋に入った。





割と綺麗に片付けられた部屋の中。



月子のくせに、こういうとこは変に女みたいだ。




なんでこんなにうさぎのぬいぐるみがたくさんあるの。




あ、俺があげたのか。







ベットの上に敷き詰められているうさぎをどかして、パタンと横たわる。






ほぼうさぎに埋め尽くされたベットは妙に寝にくい。







いつもこんな狭いところで寝ている月子の気持ちが分からない。









そんなどうでもいいことばかり考えていたら、いつの間にかまぶたが重くなる。







俺は、ゆっくりと眠りにおちていった。





[ 1/2 ]

[*prev] [next#]


[Dream Top]




「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -