「月子」
『あれ、どうしたんですか、団長?』
「うん、月子にいわなきゃいけないことがあるんだ」
『・・・え?なんですか・・・?』
「俺、実は月子のことが・・・
「ねえ、お遊びも大概にしないとしらないよ?」
『!?』
せっかくいい雰囲気でだんちょう(ぬいぐるみ)と会話をしていたのに、本物の団長が現れてしまった。
本物の団長は冷ややかな目でわたしをみている。
そんな顔にも最近ときめいてしまう私は、たぶん相当の域までいってしまっているのであろう。
とりあえず、みられてはいけないところを見られてしまった。
なんとかして挽回せねば、ただの変態な部下に成り下がってしまう恐れがある。
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