うう、きもちわるい、はきそうだ







なんでこんなに気分が悪いのか




それはきっと、目の前に山のように積み上げられたクッキーが原因だろう












銀ちゃんと神楽ちゃん、新八くんはお仕事にいっている




家事を済ませてしまったわたしは、疲れて帰ってくるであろうみんなのために、クッキーを焼いていた






神楽ちゃんはいっぱい食べてくれるから、できるだけ焼いてしまおう



そう思ったのが間違いだったのか






家の中に充満したクッキーのあまったるい匂いで、酔ってしまったようだ









銀ちゃんたちが帰ってくるのは、おそらく17:00過ぎ





現在の時刻、12:00ちょうど








あとの5時間を、わたしはひとりでこの匂いと戦わねばいけないのだろうか










はあ、とひとつため息をして、気休めに窓をあけた





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