―任務当日
「今日の任務は、この前団長が言ってた護衛だ。護衛対象は“茶斗蘭星大使”3名。中の上位にあたる天人だ。くれぐれも失礼のないようにしろよ」
『合点承知です!なにから護衛すればいいんですか?』
「まあ、護衛というか、平たく言えば地球の観光だ。」
要するに、接待しろってこと?
『・・・それ、私じゃなきゃダメですか?』
そんなの地球の旅行会社にいってよ、なんなのもう
団長適当に仕事選びすぎでしょ
「なにいってんだ、お前さんなら地球のことは詳しいし、接待にはべっぴんさんが必要だろう?これも大事なビジネスだ」
『おぉ・・・!それはわたしが適任ですね阿伏兎さん!』
なんだかうまく乗せられた感じもしますが、気分は悪くない
じゃーさくっと接待しちゃいますかね!
わたし、地球にいたころは結構お客さんウケよかったんですから!
決意を新たに、護衛対象の茶斗蘭星大使の方々をお迎えにいく。
名前長いなこの人たち、心の中で呼ぶときは、トラさんでいいよね、もう。
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