この拷問ともいえる状況に陥ったのは、今朝の団長のひとこと。
朝ごはんの宇宙ししゃもをたべながら、団長はふと思い出したようにつぶやいた。
「大きいオムライスがたべてみたいね」
なんだか子供みたいなことをいう団長がとってもかわいく思えて、
わたしも、一回つくってみたいですねー、なんていってみたら、団長の顔つきが変わった。
「じゃ、今日作ればいいじゃない」
そうさらりといいのけた団長に手を取られ、ときめいているうちにこの状況。
ほんとに、恋というものは、こわい。
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