アイドルくんがずっと好き。一種の依存。もはや麻薬。素直に応援したいと綴れた十代の頃とは違って、トップアイドル街道まっしぐらな彼に対する熱量は、所属するグループが一つのコンテンツとして日増しに大きくなっていくにつれて同じ速度でゆるやかに冷めていく。しかし消えない。自分でも引くくらいに線引きができない。事務所やスタッフの売り方や見せ方が私の望むものじゃなくて、最近めっきりついていけない。故にフラストレーション溜まりまくりで不満を吐いたり昔の映像を見たりすることでしか満たされない。派手さも面白さも可愛さも仲良しアピールもすべて要らない。シンプル且つスマートにかっこいい彼や彼らを魅せてほしい。面白さは深夜番組で充分だ。ゴールデンはダメ。そろそろ大人の色気をください。恋愛ドラマのお仕事が彼にくればいいのに。
落ちた理由が儚さ百パーセントのイケメンすぎる彼だったから、多数派が求める可愛い彼に一切興味が湧かないし世間とギャップを感じすぎてそろそろ死ぬ。口を開けばイケメン!イケメン!たまにかわいい。私からすれば唯一無二の男性なのである。

名前を伏せてても書いてる内容や載せてる画像ですぐに特定できると思われる。いよいよ伏せてる意味があるのだろうかと思い始めた六月の終わり。



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