迷宮への招待状
がむしゃらでも、何かしていたいよね
何かしている、て実感が
進んでいるって思わせてくれるよね
一番怖いのは何もないこと
一番怖いのは絶望してしまうこと
微かな希望は小さすぎて
大きな絶望と葛藤してしまうから
浮き上がったり沈んだり
僕らはいつだってその狭間にいる
ねぇ、本当に欲しいものはそれだった?
立ち止まるたびに聞こえてくる
手を伸ばしたら届きそうなのに届かないから
中途半端な立ち位置が諦めのいい位置で
いつかは届くとただ信じていられる頃は通り過ぎてしまったね
それでも何かするしかない
でもね
きっと何もしなかった方が後悔は大きいんじゃないかって
そう思えるようになってきたよ
だからいつも何かしていようと決めたんだ
たとえそれが後ろ指をさされたりだとか
頭を抱えるようなことになったとしても
中途半端でいる方がもっと辛いんだ
満足のいく結果じゃなかったとしても
あの曖昧な葛藤にいまいとする僕は
はたしてあの頃より進めているのだろうか
ねぇ、僕は
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