疲れ、諦観
そうでなければいいのに
そうでなければ
こんな鬱屈を知らずに済んだ
思い出しては色褪せて
顔を見れば分からなくなってしまっていて
一日のどのくらいの時間を費やすのだろう
顔を見ただけで震えてしまう手を
誰かあなたではない人が止めて
私を止めて進ませないで
道を遮ってください
そうしたならば
私は遮られた道を通らず
別な道で簡単な選択をします
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