彼の
熱くて寒くて
こんこん、と喉が音を立て続けて
いらいら、として
八つ当たりして

それでも
構ってくれる、あの手があった

今はそれを思い出すだけ
かまってもらいたかっただけの
私は昔だろうか
     
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