肌を抜ける冷たさが通り過ぎ
池の水は流れ始めた

書きためた文船を浮かべると
水面に映る私の後ろに
あなたがいる気がして振り返る

もう何度羨んだろう
贖いが終わったら
池に映らない君を
船とともに迎えよう

     
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