メイド服ってズルイと思うんス

Attention please!
18禁描写が嫌いな方は閲覧をおやめ下さい。
無性に書きたくなったエロです。
なので唐突に始まって唐突に終わります。





設定:海常文化祭でメイド服を着た女の子が、黄瀬(彼氏)に呼び出された


「いきなり呼び出して一体何の用? しかも、わざわざ部室に来てだなんて…」
「へへ、名前っちなら来てくれるって信じたっスよー?」
「要件は手短にね。クラスの出し物のシフトがまだ残ってるのに、無理言って交代してもらってるんだから」

 呼び出された部室に入ると、黄瀬はミーティングの時に使用するイスに座って携帯をいじっていた。しかし、私の顔を見て嬉しそうに笑った黄瀬は、手にしていた携帯を机の上に置き「会いたかったっスよー」なんて、語尾にハートマークをつけた甘えた声色で私に抱きついた。

「ちょっと……! こんなことする為に呼んだの?」
「とーぜんじゃないっスかぁ! オレ、名前っちのクラスがメイド喫茶やってることは知ってたけど、名前っちはメイド服着ないって言うから別に興味なかったんス。けど、友達がお前の彼女がメイド服着てたって教えてくれたから、これはちゃんと見ておかないとって」
「友達が体調崩して休んじゃって仕方なく…ね。じゃあ、もうこれでいいでしょ? なかなか評判良くてお店忙しいの。早く戻らないと」
「えー。だーめ」
「ふざけ――」
「ね。わかる? オレ、名前っちがメイド服着てるんだって考えただけで、こーんなに硬くなっちゃったんス」

 唐突に抱きしめられて耳元に黄瀬の唇が寄せられる。腹部には黄瀬の股間を擦り付けられて、ズボン越しに黄瀬の固くなったソレを感じた。

「ほんとはね、名前っちがここに来る前にヌいちゃおっかなーって思ったんスけど、どーせなら名前っちにやってもらった方が気持ちいかなって。ご主人様にご奉仕ってやつっスね!」
「ばっかじゃないの……っ」

 黄瀬は雑誌に載せるような爽やかな笑顔で私の顔を覗き込んでくる。その間もずっと黄瀬の腰の動きは止まらなくて、最低な下種野郎って思っても身体が無条件に熱くなってくる気がした。

「反抗的なメイドさんってのもなかなか…、つーか、こうしてるだけでもイっちゃいそ……、やば、腰止まんねーわ」
「ちょ……黄瀬っ?!」

 言葉が途切れるのとほぼ同時に黄瀬の腕の中にきつく閉じ込められた。
私の声なんて全く聞いていないみたいで、無我夢中に腰を振る黄瀬の苦しげな熱い呼吸だけが聞こえてきた。

「んぁ、は……! んん、名前っち――」
「あ、あの……」
「へへ、パンツの中に出しちゃった」
「『へへ』じゃないでしょ! バカ!」
「えー。悪いのはオレじゃなくてメイド服を着た名前っち。だから、責任とって? ね?」
「は? って……、ん、痛っ……!」

 ムカツクほどに手慣れたウインクを一つ。
 頬に軽くキスをしてからにこりと笑った黄瀬は、私の手を壁につかせて背後から抱きしめた。
 抵抗する暇なんてなく下着をずり下ろされて、冷たい空気の感覚に身体が震えた。

「これってガーターベルトってやつっスよね? AVでしか見たことなかったけど、エッロ……。こんなのつけて他の男のオカズにでもされたらどうするつもりだったんスか?」
「そんなこと……あるわけないでしょ! そ、れよりも離してっ……!」
「ここまでしてやめるわけないって。オレが名前っちを気持ちよくしてあげる……」
「ん、っあ……」
「んっ、名前っち甘くておいし……」

 うなじにねっとりと舌を這わされると、背中に走るくすぐったさに体全体が仰け反る。
 黄瀬はとても器用で、肌を吸うように唇を動かすのと同時に自分のズボンのチャックを下ろしているみたいだ。

「はは、さっきイったせいでオレのちんこ、せーえきまみれ」
「い、言うな、ばか……」
「そんで、名前っちのここはもうぬるぬるっスね……。オレのちんこ擦り付けられただけで感じちゃった?」
「うるさ、い……ッ!」
「今日は中に挿れないで素股で気持ちよくなろ? やり方知ってるっスか? ぎゅって脚閉じて、オレのをきつく挟んでみて……?」

 甘く囁かれる言葉に脳みそと身体が支配される。
 脚と脚の間に入れられた黄瀬のはすごく熱くて、その熱が私にも広がってくるみたいだ。
 言われたままに脚を閉じると、「ん、いい子」と背後で笑う黄瀬が首筋にキスをした。

「すげーいい感じっスよ、最高……。それでこのまま……」
「っ、あ……!」
「こうやって腰を動かすと、ちんこの先端がクリに当たって名前っちも気持ちいでしょ?」
「き、せ……、も、やめ……」
「だーめ。名前っちと一緒にイくって決めたんスから。ほら、もっと動くよ?」

 壁に置いた手の上に、さらに黄瀬が手を重ねてきつく握り締めた。
 どうやったって逃げられない。けど、もう逃げるつもりもなかった。
 挿入しているときよりもずっと濡れたイヤラシイ音が聞こえてきて、否が応でも身体がビクビクと反応してしまう。
 私の身体が気持ちいいと動くたびに黄瀬は嬉しそうに笑う。それがすごく悔しいのに、口からこぼれてしまう厭らしい声も、身体の反応も何一つ制御することはできなかった。

「っは……、ね、名前っち、気持ち、いい、でしょっ?」
「ん……っあ。きせ……きせ、ぇ……!」
「はは、その声、さいこっ……」
「ん、う……、だって気持ちい……から……」
「名前っちのここ、オレのせーしと名前っちのマン汁が混ざってよく滑るんス……!」
「わ、わたしっ……、も、むり……んぁあ……!」
「ん……、オレもそろそろ、やば、いかも……」

 黄瀬の手は、逃がさないと言わんばかりに私の腰をきつく掴んでいた。
 太ももに液が滴る感覚ですら、2人が気持ちよくなっている証拠だと羞恥心を煽られて体温が上昇する。
 さっきまで饒舌だった黄瀬も、徐々に言葉よりも吐息の割合が多くなっていた。
 腰を動かす速度が上がっていって、完全に言葉がなくなった時、皮が剥けてむき出しになった亀頭がクリトリスを潰すかのように当てられた。

「っ、あ、ああ……! い、イっちゃ、う……っっ!!」
「オ、レも……ッく! っは……、ねえ、名前っちすき……だいすきッ……!」

 私の身体の力が抜け、その場にへたり込みそうになるのとほぼ同時に、熱い精液がクリトリスの上にかけられた。


終わり。
久しぶりに書いたえろ。
黄瀬にマン汁と言わせるか否か、ちんこかチンコかで10分くらい悩みました。

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