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全てにおいて捏造1000%!


「え?あれ……!紫原くん……?」
「あー。○○ちんだー」

マネージャーの仕事をしていたら、すっかり遅くなっちゃった。さすが、赤司様は人使いが荒いのです。体育館の鍵を職員室に返却し、真っ暗な校舎をびびりながら早足でタタタっと歩いていると、昇降口に大きな影があることに気がついた。
ま、まさかお化け!なんて、その影に恐る恐る近づいてみるとなんとそれは、体育座りをした紫原くんだったのだ。

「もうとっくに部活終わったのにどうしたの?何か忘れ物?」
「んーん」

紫原くんは、のんびり首を横に振った。

「○○ちんの仕事終わるまで待ってたー。けど、お菓子なくなって、もー動けないー」
「ええ……?!私、お菓子なんて持ってないよー」

んー、と言いながらポッケを探してみるけど、やはりないものはない。この巨体をどう動かそうかと悩んでいたら、不意に私の右腕を大きな手で掴まれて、そして、引き寄せられた。

「む、む、紫原くん?!」
「んー、○○ちんは甘い匂いがするー」

ちょっと、いや、かなり状況が理解できないんだけど。えーっと、紫原くんに引き寄せられて、それで、私は今、紫原くんの足の間で膝立ちしてて、首筋には紫原くんの頭……?
すんすん、と鼻を動かす音が耳元ではっきりと聞こえる。

「ちょ!恥ずかしいってば!」
「ねーねー、○○ちん」
「へ……?」
「いただきまーす」
「え?うおおお!ひゃぁ!」

おわり!
紫原くんはきっとこんなキャラじゃないんだろうなあ……。がっつり捏造しちゃった。
そういえば、CVが鈴村さんってことに驚いた。「○○ちん」の「ちん」の発音がさー。私は「赤ちゃん」の「ちゃん」の発音かと思ってたら違った(´・ω・`)

またやらかしたくてウズウズ。次は緑間を書きたいのだよ!!
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