好きな君を知りたいと思うのです




ある日の光と謙也さん


「あー、今日も一日疲れたなぁ」
「何オッサン臭い事言っとるんすか、老化や謙也さんが老化した」
「阿保っ!んな歳くっとらんわ!!つかお前より一個上なだけやろ!!」
「むきになりやすいところは子供っすわ」
「なんやと・・・!お前、もうちょい先輩を敬えや!!」
「そらえらいすんませーん」
「棒読み!!?」
「はぁ・・・、欝さいんで黙ってくれません?」
「なっ!!〜〜・・・っ!!(コイツ・・・!)」
「・・・」
「・・・・・・」
「・・・」
「・・・・・・」
「・・・」
「やっぱ沈黙とか無理っ!重!!空気重ッ!!」
「三秒しか経っとらんのですけど」
「人生の内の三秒も無駄な時間作ったんやで!!?勿体ないわ!!」
「無駄て・・・(俺とおる時間が無駄かいな・・・)」
「せっかく光と一緒かえっとんのに、何も喋らんかったら光ともっと仲良くなれんやないか!!本間勿体ないことしたわ〜」
「・・・」
「・・・ん?光・・・?」
「今日あったこと一から話してや」
「は?いきなりなんやねん!!?」
「仲良うなりたいんですやろ?ならはよ話して」
「え、俺の事でええん・・・?ちゅーか話してええん?」
「いちいち聞くなやヘタレ」
「おまえな・・・っ!!・・・まぁええわ、そんなに聞きたいなら最初から最後まで話したるで!」








(俺だってアンタの事知りたいねん)




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