(暑い、アツい、あつい・・・)(イライラする気分を抑えて足を進める)(湿気が飽和しそうな空気を飲み込むと余計体温が上がる気がした)(ブワ、冷たい機械的な風が身体全体を通り過ぎる)(それに対して気を止める訳もなく)(商品の陳列する棚へまた足を進めた)「あ・・・、謙也さんおるし」(君を思い浮かべる)(星が商品がたくさん増えていた)(夜のデートも悪くないな、なんて)(君に想いを馳せて新規メール画面を開いた) prev next ▼ ◎