♯ 山崎と土方 (20110927/140)

後方から土方に抱き締められ、びくりと肩を揺らした山崎は明らかに動揺していた。「嬉しいな、本当に僕で良いの?」耳元にかかる吐息に強く双眸を閉じ、更にうなじに降る口付けに拳を握り締める。「駄目だったら告白なんざしねーよ!」懸命に搾り出した声は、かろうじて悪態混じりの想いを打ち明けた。

※お題:校舎裏でうなじにキスをした後満面の笑みで「僕でいいんですか?」(間違えてキスと台詞の順番が逆にしてしまいました)