♯ 山崎と沖田 (20110927/138)
「ねえ沖田さん、逃げてください」そう洩らした山崎は沖田の身を壁に押し付けて、首筋に口付けを落とす。沖田は無抵抗だった。「なんで逃げないんですか」「そんな顔で言われても、怖くもなんともねェからでィ」優しい手の甲に涙を拭われて、山崎はようやく自分が泣いている事に気付くのだった。
※お題:誰もいない空き地で首筋にキスをした後涙声で「何で逃げないの」
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -