▼02/15(21:52)「俺クオルの作ったご飯、すごく好き」台所に立つクオルの背中を眺めながらそう言う。さっきから漂う美味しそうな匂いがお腹をすかせ、涎を誘った。「毎日食べられたら、幸せなんだろうなあ」あ、これプロポーズみたいだ。こっそり気が付き、恥ずかしくなって赤くなれば、クオルが背中を向けたままクスクス笑い出す。「ありがとう、ネタン」クオルの言ったそのお礼が、どんな意味を込めているのか。それはまだ俺が理解するのにはまだ早いのだと思った。