山マス


※ゲームWのネタバレ





かちゃり、かちゃりと音がして目が覚めた。カメラに写ったのは、私の大事な大事な主人のお顔。何故、疑問に思った瞬間主人は優しく微笑んで寝かせていた私をゆっくり立たせてくれた。

「おはよう、マスカレードJ」

優しく微笑まれた主人、淳一郎様の言葉にゆっくりと頷く。でも、どうして。私はあの時、アキレス様を守り大破したはず。

「再び、私の力になって欲しい」

私が、もう一度貴方の力に。…そんな答えの決まりきったことなんて、聞かなくてもよろしいのに。私は淳一郎様の手にそっと触れながら、繋がれたコンピューターに答えを示す言葉を送信した。




prevnext




「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -