◎
森風
「森野森野、寒い」
「そうだな」
「…森野」
「なんだ、風間」
「温めろ」
「何で」
「だって森野温かそうなの着てんじゃん」
「お前が薄着なだけだろう…。そもそもなんでまたそんな薄い長袖なんか着てるんだ」
「だって、寒いって言ったら森野に温めてもらえるじゃん?」
こっちのが得だろう?そう言った風間にため息をついて抱き締めてしまった俺は、よっぽとバカであると思う。
prev
│
next
←
「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -