コウアミ


「触らないで」
パシン。乾いた音が無音の部屋に響き、手にはジンジンとした痛みが走る。あぁ何だ、手を叩かれたのか。自分で言うのもあれだが容姿の良い僕だ。女の子に拒否されたのは初めてな訳で、
「君、面白いね」
「ふざけないでよ」
キッと僕を睨み付ける大きな瞳。良いね、川村アミサン。




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