アミレン


「私、レックスなんて嫌いよ」
「…どうしてだ?」
「いつも何を考えてるのか分からないんだもの」
「そうか?」
「そうよ。あ、レックスは私のことが好きなのかしら」
「何をいうんだ」
「ねぇどうなの?答えてみて」
「…嫌いではないさ」
「そうなの、意外ね。あぁ、でも勿論私はレックスのこと嫌いよ」
本当は好きだけどね彼女はにっこり満面の笑みで言う。俺は女子中学生相手に完全に遊ばれているな。そして好きなのか嫌いなのかどっちなんだ、と俺は苦笑した。


//好きだなんて言ってあげない@ついった診断




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テーマ「人外ファンタジー」
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