平刻


「俺、Mの気ないんだケド」
「おや意外ですね」
「意外って…まぁ良いヤ。とにかくこれ、解いてくださいヨ」
「お断りします」
満面の笑みで平家先輩は言った。あーあ、なんか背筋がゾワリとした。悪寒とは別のナニカ。本当に目覚めそう。手首を拘束している先輩お得意の光の縄を見てそう思った。




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