メアジョ



「ジョーカー、ナイトメアなんて大嫌い」
「奇遇ですね。私もジョーカーは嫌いです」
「でもね」
「?」
「今のダイキにはジョーカーじゃなくてナイトメアが必要なの。だから今だけはダイキの肩の上ゆずってあげる。ダイキの為に頑張ってね」
「そんなこと言われなくても頑張りますよ」
「本当?」
「本当ですよ。そうでなきゃ私を選んでくれたダイキ様に失礼です」
「良かったぁ」
くるくる回ってジョーカーは嬉しそうにしていた。ダイキ様はまだ貴方に未練があるのにのんきな子だとつくづくそう思った。
(私はジョーカーが羨ましくて、憎たらしくて仕方がないのに)




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