悠アミ



「好きなんです」
貴方が。目の前の少女が震えて掠れた声でそう言った。それが信じられなくて自分の耳を疑った。だが目の前で頬を赤く染め、目を潤ませた少女を見て現実に引き戻される。
「ア、ミくん」
自分の声も震えて掠れた声だった。良い大人が情けないな。そう思った。




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