コブジェシ


「貴方のそういうところ、好きよ」
そう口に出してしまってから、ハッとした。慌てて目の前にいるコブラを見る、彼は面食らったような顔をしていた。少しして彼は苦笑しながら「ありがとな」って私の頭を、優しい手つきで撫でるの。勘違い、されているのかしら。サングラスの向こう側は私には見れない。



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第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
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