【神澤家】
『樫織館(カシオリカン)』と呼ばれる大きな屋敷に住む家族。神澤家の当主の趣味で、屋敷のあちこちに謎解きやからくりが隠されている。子供は全員養子である。



あの男、主人、あの人、旦那様、親父、お父さん(男/52)
「私はもうすぐ死ぬ。…支倉。私の代わりに、このゲームを見届けてくれ」
神澤家の主。20年前、当時屋敷に住んでいた樫織家の主とは織物好き同士交流があったが、欲に目が眩んで屋敷毎騙し取る。からくりや謎解きが好き。心臓病を患っている。死期を悟り「この謎が解けた者に神澤家の全てを与え、任せる」と言って、謎解きゲームを始めた。死因は刺殺。周囲からは恨まれている。


あも(女/31)
「私は遺産なんて興味ありません。ただ、あの人が愛したこの『樫織館』を守りたいんです」
旧姓、綿糯。神澤の妻。子供が産めない体である。20歳の頃、神澤家に嫁いだ。21歳差という年の差だが、主人の事は愛している。唯一、神澤を心から好いている人間。かなり美人だが、梨奈曰わく、幸薄そう。


soratan(男/21)
「ふざけるな!今まで散々跡取りとしての役目を押し付けられて、今になって謎解きだ?何考えてんだよ、あの親父!!」
神澤家の長男。11歳の頃、神澤家の養子となる。跡取り息子として育てられてきたが、突然の謎解きゲームにより跡取りの座が危うくなった。梨奈に「謎を解いて欲しい」と依頼した人物。父親の事は大嫌い。


KANA(男/18)
「勝手に…してよ。僕は、お金なんて興味ないから…」
神澤家の次男。ずっと部屋に引きこもって絵を描いている。絵の才能を認められて神澤家の養子となった。部屋の外に出る事は滅多になく、謎解きゲームにも興味はない。絵が描けたらそれでいい。


璃來(女/16)
「瘡蓋、髪の毛、爪、皮、乳歯、鼻水、唾液。ぜーんぶ私のお気に入りのコレクション。いつか自分の血にまみれて死ぬのが私の夢なの」
神澤家の長女。いつもピンク色のフリフリドレスを着ている為、soratanからは「ブリ子」と呼ばれている。変態。自分が好きで好きでたまらないナルシスト。自分をコレクションする。頭は良いので『全て分かっている』


ゆうき(男/10)
「ちそらちそらー!今日は何して遊ぶ?サッカー?野球?あ、たまには屋敷の中でかくれんぼもいいよなっ」
神澤家の三男。遊ぶ事が好きな活発な少年。謎解きゲームは楽しそうだと思っているが、お金や屋敷の相続については深く考えていない。一緒に遊んでくれるメイドのちそらには懐いている。


支倉 臣(男/26)
「旦那様の意志は私が引き継ぎました。この謎解きは全て私に一任されています」
神澤家の執事。神澤からの信頼は厚く、彼の死後は支倉が謎解きゲームを仕切るようになった。ゲームの答えは知っている。執事としての誇りを持ち給料分の仕事はちゃんとこなす為、私情は挟まず神澤の命令を忠実に守る。


ひょーや(女/25)
「私じゃありません!た、確かに盗みをやった事はあるけど…、財産目当てで殺人なんてしません!」
神澤家のメイド。噂好きで「何でその事を…!?」と言うような話まで知っている。手癖が悪く神澤家の金目の物を盗んでいた過去があるが、あもに助けられ現在は真面目に仕事をしている。


ちそら(女/23)
「あら、探偵さん。貴方だって自分の詮索をされるのは嫌でしょう?私はただのメイド。旦那様に雇われた、ただのメイドです」
神澤家のメイド。最近雇われた。ゆうきとよく遊んでいる。人当たりは良いが、素性は謎。名前と年齢も偽っている可能性が高い。頭が良く、護身術も習得している。

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