過ぎ行くだけ
気付くことなんかない
愛されたいだけ
きみが笑えるようになったら僕は消えようか
宇宙の塵
吹き飛ぶ
嘯くだけ
だんだんと消えていく
強欲だから
偶然にしては出来すぎてる


わざとらしいよ
転げ落ちる
最上階まで駆け抜けて
耳障り
見つめかえすこともできない
ねえ、こっちむいて
無理しなけりゃなにも手に入らない
記憶なんて消せればいいのに
枷にはなりたくない



煙突からいらっしゃい
泣くに泣けないものだね
きみの声だけ聞きたいよ
全部拭いとれたら
可能性はどれくらいありますか
呑気に笑えたらよかった
声をあげて泣けたらよかった
心に擦り傷
増えるピアス
溶けられたらいいのに



純粋なほど切なく
微睡むなかで
もう触れられない
ハイリスクノーリターン
伝えられたらよかった
消えてください
嫌いになってよ、ねえ?
みくびらないで
当たり前のことができない
ごめん、一発殴らせて




「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -