私を愛しているのかさえ分からないあなたを抱きしめてしまいたいという忌々しい感情を誰か今すぐ消して
生きる理由を知るために此処まで来たのにいつのまにか守りたい存在が出来てしまっていることに気付かされてしまったよ
私、激しいのも緩やかなのも嫌いじゃないけどその口から出てくるのは私の躰に触れたい口実だけってことが憎い
背負ってくものが増えてくことを恐れるのはキミがそれを大事にしたいと思うから
この耳に触れる鋭い針の感覚が運命を変えるって、そう本当に信じられたらよかったよ
躰を重ねるよりもキスをするよりもありふれた日常のなかの小さな感謝のほうがよっぽど、
星屑のシャワーと藍色の夜のカーテンに包まれたままでいられれば