きみを愛していたと思っていたんだついさっき僕が息を止めたこの瞬間まで

笑えもしないくせに同情なんかするもんじゃないよ?こっちが惨めになるんだから

世界中が敵だと思った次の瞬間にはこの世界が愛しくて堪らなくなっていたんだから僕も大概愚かだと思うんだ

一人歩きもできないままに人を愛そうとしたから好きと言いたいのにただ私はきみを傷つけることしかできないのかな

意味なんてすべての物事の必要性をなくしてしまえば明日からいらなくなるよね

あなたを守るために握ったナイフはいつのまにかあなたを傷つけて独りにしていたとたった今気づいたんだ

愛をささやいた唇がひどく滑稽で単純に利己的で生暖かいだけの存在になるまであと3秒


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