(いっ痛ぇぇぇ!!!!!!)


おもいっきりDON ならぬ おもいっきりGON


アゴを強打しました。
しかもフローリングに。
そして運動神経が皆無な私には、受け身なんてとれるわけがありませんでした。



(ぬうぉおおおっ!割れるっ…!!女なのに割れるううう!!!!)


一人でじたばたともがいていたら、急に上から声が降ってきた。



「動かないでくれる?」






(おぉ…テラ子●…)


偉大なる●安さんの声に感動していると…



「…ねぇ、俺様の話聞いてるの?」



という声と共に、ヒンヤリとした感触が首筋に。



(あぁ、夏だし冷たくて気持ちい…い゛っ!?)


横目でソレを見ると冷たいものはクナイだった。


(うぇぇっ!?ちょっリアルクナイ!!!?)


これはアレだ、どっかの独眼竜風に言えば



いっつ くれいじー


ってヤツだ、うん。



…じゃなくて!
先ずは正体確認を…ってオイ!おまっ、頭押さえんな!
ちょっ…食い込んでる!しかもミシミシいってるから!!!!!!


などと一人ボケ、一人ツッコミをやっていると、




「本当に殺すよ?」

『……っ!』




ヤバい!死ぬのは嫌だ!
というかこの声の正体は、もうアイツしかいない!











『高●晋すk「だぁれ?そいつ…」



…あれ?違った?
えーと…あっ!じゃあ!









『エクスカリb「だから誰なの?そいつら…」


ぐっと頭を掴む力が強くなった。



『いっい゛だだだっ!!?すっすんません!あのっ…悪ふざけが過ぎました!ホントに!!反省してるんで頭だけはっ、やっやめっ…ぎゃんっ!!!!



背中までも踏まれましたぞ…お館様。


「アンタちょっとうるさいの…旦那達が起きる前にちゃっちゃと済ませたいから、少し静かにしてくれる?」



ポタっ



「ひっ!!?」


…首から血が流れた気がした。



(ややややっヤバい!殺される!!さっきより殺気がっ…いや、ダジャレじゃなくてですね!!?)




『っあの!』
「…何?」
『…そのー、ちゃんとしっ質問に答えるんで…手を放していただけないでござりましょうか?』


あはー、我ながら変な日本語。



「…………はぁ、いいよ」



そう言うと、立ち上がって退けてくれた子●さん(仮)



『あっありがとうございまっ…

ドスっ

ひいっ!!!?』



(ちょっ、顔スレスレぇえええ!!!!!!)


●安さん(仮)が、クナイを投げた!!

…私の顔の横に。



「少しでも変なことしたら、命は無いと思ってね?」

『…はい』



もうすでに私のHPは限界寸前です




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