「…まっさむねぇぇい!!」 「何じゃ、貴様か―――」 とーうっ 「うぐっ…!?いっいきなり抱きついてくるでないわ、馬鹿めっ!!」 …嫌なら避ければ良いのになー。 私はそう思っていた。 私は避けれるようなスピードで飛び付いてるからね! わざわざ抱き留めてくれる政宗がなんだかやっぱり可愛いかった。 「で、ワシにも悪戯をしに来たのか?」 「え、知ってたの?」 大方は兼続を見ればな、と真田さんと同じ答えを返してきた。 「うーん…でもいいや」 「…?」 「このままさ、」 抱きついてて良い? (なっ…何を言っておる!) (いやぁ、嫌ならふりほどいてくれても構わないんだけど…) (…嫌とは言っておらぬわ、馬鹿め) 政宗が湯であがったタコみたいでした。 ―――――――――――――――― イカもいるのでタコを…← とりあえず政宗に抱きつかせたかったのと、デレてほしかった結果。 拍手ありがとうございました! |