「キャプテン!」

「何だ?天馬」

「キャプテンの髪のふわっくるって地毛なんですか?」

「ふわっ…くるっ?………………あぁこれは」

「何ですか!?今の間の空きかたは!」

「いや、特に意味は…、ない。気にするな」

「はぁ…(って言われても気になる)」

「これはな、毎朝ひつじに巻いてもらっているんだ」

「ひつじじゃなくて執事ですよ、キャプテン。……って、ことはあれ?それじゃあキャプテンは」

「あぁ、地毛はサラストだ!」

「嘘!?本当ですか!」

「あぁ」

「うわぁ〜サラストなキャプテンみてみたいです!一緒にお泊まりとかすればサラストのキャプテンみれますか?」

「あぁ」

「うわぁ見るの楽しみだなぁ」

「あぁ」

「……あのキャプテン?」

「あぁ」

「……さっきからあぁ、しか言ってないんですけど大丈夫ですか?」

「あ、ぁいや実は天馬」

「はい」

「さっきのは全部嘘なんだ…サラストのくだり」

「え」

「だから全部嘘なんだ。今日はエイプリルフールで嘘をついていい日だからな!だがいざ嘘をついたものの、ばらすタイミングがわからなくてな(笑)」

「何でですか!そんなんだったら最初から嘘つかないでくださいよ!」

「す、すまん」

「…それにキャプテン、今日はもう」

「言うな天馬」

「だって」

「管理人がこれを書き始めたのが4月1日だから、いいんだ」







「言い訳ねぇじゃん」






拓人と天馬
20120408 07:50


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