沖田土方

失礼しやーす。何の用だ。散歩しに行きませんか。やだ眠い。え―。いや寝ろよ、もう一時だぞ。だからこそでさァ、肝試しがてらぶらぶらしやしょうぜ。絶っっ対いやだ!まさかアンタ怖いんで?怖いわ!ありゃ挑発が効かねえとは。今頃見栄張ってもテメーにゃバレてんだろ。土方さんがヘタレでへなちょこって事がですかィ?ま、まあヘタレは全否定できねえけど、霊的なもんが苦手なのは知ってんだろ。…知ってますけど、アンタそれ言わないでほしかったな―、いじれねえじゃん、見栄張りながらビクついてるアンタをけなすのが楽しいのにいじれねえじゃん。うわつまんね―死ねよ土方。なんつー楽しみ方してんだテメーは!いじり甲斐がないアンタなんかに用はねえよ!じゃあさっさと出てけよ!布団に入ってくる意味が分からねえよ!だってさっきから髪の長い女がこっち見てんだもん。さすがに恐いんで。…え?おやすみ―。

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